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転職エージェントに登録すると、まず面談があります。この面談、「何を聞かれるんだろう」と身構える人が多いのですが、本当に大事なのは、こちらから何を聞くかだと思っています。
先に立場をはっきりさせておきます。僕は今のところ転職していません。会社員として働きながら、副業とこのブログをやっている23歳です。だから「エージェントを使って転職した体験談」は書けません。
そのかわり、サービスを見極める基準と、20代当事者としてキャリアをどう考えているかは書けます。この記事はその2つでできています。
⏱ 結論
- 面談は選考ではない。ただし「こちらが相手を見極める場」ではある
- 聞くべきは5つ。この5つへの答え方で、担当者の質はだいたい分かります
- エージェントには対象年齢とエリアの制限がある。ここを見ないと登録しても紹介が来ません
この記事は転職を検討し始めた人に向けて書いています。まったくその気がないのに面談だけ受けるのは、担当者の時間を奪うことになるのでおすすめしません。
各社のサービス内容・対象条件・エリアは変更されることがあります。登録の前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
面談は選考ではない。でも「見極められる場」ではある
まず前提を整理します。転職エージェントの初回面談は、選考ではありません。落ちるとか受かるとかいうものではなく、キャリアの相談をする場です。所要時間はだいたい1時間から1時間半で、相談内容が多いと2時間ほどかかることもあります。
ただし、まったくのフラットな場でもありません。担当者はあなたを「紹介しやすい人かどうか」で見ています。これは悪い意味ではなく、そういう仕組みだということです。
エージェントは、あなたが企業に入社して初めて報酬を得ます。だから「早く決まりそうな人」に時間を多く使うのは、ビジネスとして当然です。ここを理解しておくと、面談の受け方が変わります。
そして同時に、こちらも相手を見極めていい。担当者との相性が悪ければ、変更を申し出ることも、別のエージェントに切り替えることもできます。無料で使えるサービスなので、合わなければ離れればいいだけです。
この「お互いに見極め合っている」という構図を頭に入れたうえで、次の5つの質問を用意してください。
そもそも面談は何のためにあるのか
エージェント側から見ると、面談の目的は「この人にどの求人を出すか」を決めるための情報収集です。経歴、希望条件、転職の温度感。この3つが分からないと、紹介のしようがありません。
逆に言えば、ここで伝えた情報の質が、そのあと出てくる求人の質を決めます。曖昧に答えると、曖昧な求人が返ってきます。「なんでもいいです」と言えば、本当になんでも送られてきます。
だから面談は、受け身で答える場ではなくこちらが情報を渡して、方向を決めにいく場だと考えたほうがいいです。用意した5つの質問は、そのための道具でもあります。
初回で決めきらなくていい
1回の面談ですべてを決める必要はありません。話しているうちに「思っていたのと違う」と気づくことも普通にあります。
むしろ初回は情報を集める回だと割り切るほうが、冷静に判断できます。その場で応募を決めなくても、持ち帰って考えたいと伝えれば問題ありません。急かしてくる担当者がいたら、それ自体が判断材料になります。
面談でこちらから聞く5つの質問
この記事でいちばん伝えたい部分です。この5つへの答え方で、担当者の質はかなり分かります。
質問1「僕の経歴だと、どのあたりの求人が現実的ですか?」
いきなり本題です。ここで具体的な職種や年収帯が返ってくるかを見ます。
いい担当者は「あなたの経験なら、この業界のこの職種が現実的で、年収はこのくらいのレンジです」と、根拠つきで答えます。逆に「頑張り次第ですね」「可能性は無限大です」といった抽象的な返答が続く場合は要注意です。市場を知らないか、まだあなたの話を聞いていないかのどちらかです。
質問2「その求人、なぜ僕に合うと思いましたか?」
求人を紹介されたら、必ずこれを聞いてください。
理由を説明できない紹介は、ただの数打ちである可能性が高いです。「未経験歓迎だから」ではなく、「あなたが話していたこの部分と、この会社のこの仕事が重なるから」と答えられる担当者は信頼できます。
質問3「この会社、過去に紹介した人はどうなりましたか?」
これは意外と効きます。実際に人を送り込んだ実績があるかどうかが分かるからです。
「何名か決まっていて、定着もしています」と具体的に返ってくるなら、その企業とのパイプが本物です。曖昧にごまかされるなら、求人票を右から左に流しているだけかもしれません。
質問4「今は転職しないほうがいい、という選択肢もありますか?」
この質問がいちばん効きます。
エージェントは転職が決まらないと報酬になりません。だから構造的に「転職したほうがいい」と言いたくなる立場です。そこで「今は動かないほうがいい」と正直に言える担当者かどうかを試します。
「あなたの場合、あと1年今の会社で実績を作ってからのほうが選択肢が広がります」と言ってくれる人がいたら、その人はかなり信頼できます。自分の売上より、こちらの利益を優先して話せる人だからです。
質問5「担当が合わなかったら変更できますか?」
最後に、これを確認しておきます。
多くのエージェントは担当変更に対応しています。ここで嫌な顔をされたり、はぐらかされたりするなら、その時点で判断材料になります。聞きにくい質問ですが、あとで気まずくなるより先に確認しておくほうが楽です。
5つの質問に共通していること
並べてみると分かりますが、この5つはすべて「具体的に答えられるか」を見る質問です。
質問1は市場を知っているか。質問2はあなたの話を聞いていたか。質問3は企業とのパイプが本物か。質問4は自分の利益より相手の利益を優先できるか。質問5は組織として対応する体制があるか。
逆に言うと、抽象的な言葉でかわされる回数が多いほど、その担当者から得られるものは少ないということです。1つや2つ曖昧な答えがあっても普通ですが、全部がふわっとしているなら、別のエージェントも見たほうがいいと思います。
それと、これらは詰問ではありません。会話の流れの中で自然に聞けば大丈夫です。むしろ、ここまで考えて来ている人だと伝わるほうが、担当者も本気で向き合ってくれます。
・この5つの質問(スマホのメモでOK)
・職務経歴のざっくりしたメモ(完璧な職務経歴書でなくて大丈夫)
・譲れない条件を3つまで(全部譲れないと絞れません)
20代向けエージェント5社の比較
ここからは具体的なサービスの話です。まず見てほしいのは対象年齢とエリアで、ここが合っていないと登録しても紹介が来ません。
| サービス | 対象 | 対象エリア | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 第二新卒エージェントneo | 20代・第二新卒 | 全国 | 社会人経験が浅い人 |
| POSIWILL CAREER | 20〜39歳 | オンライン中心 | そもそも何がしたいか決まっていない人 |
| TechGo | IT経験者(学生は対象外) | 要確認 | IT系で年収を上げたい人 |
| 転職AGENT Navi | 20〜29歳 | 東京23区・大阪都心・名古屋都心 | 三大都市圏で探している人 |
| type転職エージェント | 制限なし | 東京・神奈川・埼玉・千葉 | 首都圏でまず登録だけしたい人 |
エリア制限は、意外と見落とされます。転職AGENT Naviは三大都市圏、typeは首都圏が対象です。地方在住で、その地域への転職も考えていないなら、この2つは候補から外れます。
逆に、第二新卒エージェントneoとPOSIWILL CAREERは地域の縛りが緩いので、どこに住んでいても検討できます。
この5社は「同じもの」ではありません
比較表を見るときに気をつけてほしいのが、この5つは役割がそれぞれ違うということです。ランキングのように上から順に優れている、という並びではありません。
| タイプ | 該当 | やってくれること |
|---|---|---|
| 求人紹介型 | 第二新卒neo/転職AGENT Navi/type | 条件に合う求人を探して紹介する |
| 特化型 | TechGo | 特定業界に絞って深く提案する |
| 相談型 | POSIWILL CAREER | そもそも転職すべきかから一緒に考える |
自分が今どの段階にいるかで、選ぶタイプが変わります。「この会社を辞めたい、次を探したい」なら求人紹介型。「辞めたいけど何がしたいか分からない」なら相談型。ここを間違えると、面談を受けても噛み合いません。
実際、方向性が決まっていない状態で求人紹介型に行くと、希望条件を聞かれても答えられず、話が前に進まないという展開になりがちです。順番を間違えないほうが、お互いにとって時間の無駄が減ります。
各社を1つずつ見ていく
第二新卒エージェントneo|社会人経験が浅いなら最初にここ
名前のとおり、第二新卒や20代前半に特化しています。社会人経験が1年や2年でも、それを前提に話を聞いてもらえるのが強みです。
経験が浅い段階だと、一般的な転職エージェントでは「まだ早い」と扱われることがあります。ここはそもそも第二新卒が主戦場なので、そのミスマッチが起きにくい設計になっています。
注意点として、過去にネオキャリアの転職サービスを利用したことがある人は対象外です。心当たりがあれば、登録前に確認しておくと二度手間になりません。また新卒の学生も対象外なので、社会人になってから使うサービスだと考えてください。
▶ 第二新卒エージェントneoを見る 対象条件は変更されることがあります。最新は公式でご確認ください
POSIWILL CAREER|転職するかどうかから決めたい人に
これは他の4つと性格が違います。求人を紹介するサービスではなく、キャリアの相談に乗るサービスです。
「転職したほうがいいのか、今の会社で頑張るべきか分からない」という状態の人には、こちらのほうが合います。求人紹介が目的ではないので、「転職しない」という結論もあり得るのが特徴です。
対象は20〜39歳で、オンライン中心なので地方在住でも使えます。方向性が決まっていない段階なら、求人を見る前にここで整理するほうが結果的に早いと思います。
ただし、求人紹介が主目的ではないぶん、「すぐに転職先を決めたい」という人には遠回りに感じられるはずです。急いでいるなら求人紹介型を選んだほうが噛み合います。自分がどちらの状態かで判断してください。
▶ POSIWILL CAREERを見る 対象年齢20〜39歳。最新の条件は公式でご確認ください
TechGo|IT系で年収を上げにいくなら
ITエンジニア向けで、ハイクラス寄りの求人を扱っています。すでにITの実務経験があり、そのスキルで年収を上げたい人向けです。
逆に言うと、未経験からIT業界に入りたい人には向きません。学生も対象外です。この見極めは登録前にしておいたほうがいいでしょう。
AIスキルと年収の関係については、AIスキルで年収は上がるのかという記事でも書いています。あわせて読んでみてください。
もう一点、IT系を狙うなら知っておいたほうがいいことがあります。同じ「IT転職」でも、扱っている求人の層がエージェントによって大きく違います。ハイクラス向けのところに経験の浅い状態で行くと、紹介できる求人がないと言われることがあります。
自分がどの層にいるのかは、正直なところ自己判断が難しい部分です。だからこそ前半で挙げた質問1(僕の経歴だとどのあたりが現実的か)を、最初に聞く価値があります。ここで現実的なレンジを教えてもらえれば、そのエージェントが自分に合っているかも同時に分かります。
社内SE志望なら、別の選択肢もあります
IT系の中でも「客先常駐から抜け出して自社内開発に移りたい」という希望なら、社内SEに特化したエージェントのほうが早いです。この領域は社内SEに強い転職エージェントの選び方でくわしく書いています。
▶ TechGoを見る IT経験者向け。学生は対象外です。最新の条件は公式でご確認ください
転職AGENT Navi|三大都市圏の20代に絞ったサービス
対象が20〜29歳とはっきり決まっているので、20代であればミスマッチが起きにくいのが利点です。
ただし対象エリアが東京23区・大阪都心・名古屋都心に限られます。これらの地域で働いている、またはこれらの地域への転職を考えている人向けです。地方で地元就職を考えているなら、ここは外れます。
▶ 転職AGENT Naviを見る 対象20〜29歳・エリア限定。最新は公式でご確認ください
type転職エージェント|首都圏で、まず登録だけしておきたいなら
対象エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉。首都圏に絞られますが、そのぶん地域の求人には強いです。
他社と比べて登録のハードルが低いのが特徴で、まず求人を眺めてみたいという段階でも使いやすい設計になっています。知名度もあるので、最初の1社として選びやすいと思います。
注意点として、すでにtypeの会員になっている人は対象外です。過去に転職サイトのほうで登録した記憶がある場合は、先に確認しておくと無駄がありません。首都圏以外にお住まいなら、ここは候補から外して問題ないと思います。
▶ type転職エージェントを見る 対象エリアは首都圏。最新は公式でご確認ください
併用は何社までが現実的か
「複数使ったほうがいい」とよく言われます。それ自体は正しいのですが、数が増えるほど時間を取られます。
面談は1回あたり1時間から1時間半。5社受ければ、それだけで5時間から7時間以上が消えます。働きながらこれをこなすのは、思っているよりきついです。
現実的な線は2社か3社だと考えています。組み合わせるなら、性格の違うものを選ぶのが効率的です。
| 状況 | おすすめの組み合わせ |
|---|---|
| 方向性が決まっていない | POSIWILL+求人系を1社 |
| 社会人経験が浅い | 第二新卒neo+地域に合う1社 |
| IT系で年収を上げたい | TechGo+総合型を1社 |
同じ性格のエージェントを3社受けても、似た求人が3回出てくるだけです。役割が重ならない組み合わせにするのが、時間を無駄にしないコツだと思います。
同時に進めるか、1社ずつか
もう1つよくある迷いが、複数を同時に進めるか、1社ずつ試すかです。
結論としては、2社目までは同時に始めてしまってよいと思います。1社ずつ順番に試すと、1社目が合わなかったと分かるまでに何週間もかかります。その間、状況は何も動きません。
ただし同じ求人に別々のエージェント経由で応募するのは避けてください。企業側で重複が発覚すると、どちらの応募も心証が悪くなります。紹介された求人はメモに残して、被りが出たら早めに担当者へ伝えるのが安全です。
断るときは早めに、はっきりと
合わないと感じたら、連絡を止めるのではなく、はっきり伝えるほうがいいです。放置すると連絡が続きますし、担当者も動き続けてしまいます。
「今回は他社で進めることにしました」「いったん転職活動を止めます」と一言送るだけで終わります。気まずく感じるかもしれませんが、向こうは日常的にあることとして受け止めています。お互いの時間を守るという意味でも、早いほうが親切です。
面談前に準備しておくこと
準備といっても、身構えるほどのことはありません。3つだけやっておけば十分です。
1. 職務経歴のメモを作る(完璧でなくていい)
いきなり職務経歴書を完成させようとすると、それだけで面談を先延ばしにしてしまいます。箇条書きのメモで構いません。いつ、どこで、何をやったか。数字が出せるものは数字を入れる。それだけで話がスムーズになります。
きれいな書類は、面談のあとに担当者と一緒に作ればいいものです。むしろプロの目で直してもらうほうが早いと思います。
2. 譲れない条件を3つまでに絞る
年収、勤務地、職種、働き方、会社の規模。挙げていくとキリがありません。全部譲れないと言うと、紹介できる求人がゼロになります。
3つに絞ると、自分でも優先順位がはっきりします。担当者にとっても探しやすくなるので、結果的にいい求人が出てきやすくなります。
3. 5つの質問をメモしておく
この記事の前半で挙げた5つです。スマホのメモに入れておいて、面談中に見ながら聞けば大丈夫です。質問を用意している人は、それだけで真剣度が伝わります。
こういう人は、今は受けなくていい
この記事はエージェントを紹介していますが、全員が今すぐ登録すべきだとは思っていません。次のどれかに当てはまるなら、いったん見送っていいと思います。
まったく転職する気がない人
「市場価値だけ知りたい」という動機は分かります。ただ、面談は担当者の時間を1時間以上使うものです。その気がまったくないのに受けるのは、おすすめしません。少しでも検討し始めてからで十分間に合います。
今の会社で、まだやれることが残っている人
入社して数ヶ月で「合わない」と感じている場合、それが本当に会社の問題なのか、慣れの問題なのかは切り分けが必要です。実績が1つもない状態で動くと、選択肢が狭くなります。
僕自身、会社でテレアポをしていたとき、最初の1ヶ月はアポが1件も取れませんでした。あのとき辞めていたら何も残らなかったと思います。続けた結果、今は成績上位にいます。無風の期間を抜けた先に見える景色があるのは、実感として本当です。
疲れ切っていて、判断力が落ちている人
これは逆に、早く動いたほうがいい場合もあります。心身に影響が出ているなら、キャリアの最適解を考えるより先に、環境を変えることを優先していいと思います。その場合はエージェントより、まず休むことです。
【実体験】未転職の僕が、キャリアをどう考えているか
冒頭に書いたとおり、僕は転職していません。それでもキャリアについてはかなり考えているほうだと思います。
いちばん大きいのは、収入源が1つしかない状態は危ないという感覚です。AIがこれだけ進んでいる中で、今の本業がずっと同じ形で続くとは思っていません。だから会社員をやりながら副業をして、このブログも書いています。転職も、選択肢の1つとして常に考えている状態です。
もう1つ、これは僕の予想ですが、5年後には新卒も中途も、就職や転職はかなり難しくなっていると思っています。AIができる仕事が増えるほど、人を採る理由は減るからです。
そう考えると、20代のうちに「自分は市場でどう見られるのか」を知っておくことには意味があります。すぐ転職しなくても、知っているのと知らないのとでは、次の一手が変わります。
そのうえで僕が意識しているのは、時間そのものが資産だということです。投資でも同じことを感じていて、早く始めた人ほど有利になります。キャリアも構造は似ていて、20代の1年と30代の1年では、選択肢の広がり方が違います。
だから「まだ早い」と思って情報収集すら後回しにするのは、いちばんもったいない選択だと思っています。動くかどうかは別として、知っておくこと自体にコストはかかりません。
だからエージェント面談も、僕は「求人を紹介してもらう場」というより「自分がどう見られるかを、他人の目で確かめる場」だと捉えています。転職しないという結論でも、それが分かっただけで受けた意味はあります。
ただ、これは「とりあえず全員受けとけ」という話ではありません。前の章で書いたとおり、その気がまったくないなら受けるべきではないと思っています。あくまで、転職が選択肢に入った人にとっては、動く前に情報を取っておく価値があるという話です。
僕の場合は、いま副業のほうに時間を使うと決めているので、エージェント面談は受けていません。それも1つの判断だと思っています。大事なのは、選択肢を知ったうえで自分で決めることで、動くこと自体が目的ではありません。
20代のうちにやっておいてよかったこと
転職に限らず、本業以外に収入をつくる練習を早めに始めたことは、結果的にキャリアの安心材料になりました。
収入源が複数あると、会社での選択に余裕が生まれます。「ここを辞めたら終わり」と思っていると、理不尽なことも飲み込むしかありません。逆に、他に稼ぐ手段があると分かっていれば、落ち着いて判断できます。
転職エージェントに登録するのも、たぶん同じ意味を持ちます。使わなくても、使える状態にしておく。それだけで、今の仕事への向き合い方が少し変わると思います。
よくある質問(FAQ)
Q. 転職エージェントの面談では何を聞かれますか?
A. これまでの経歴、転職を考えたきっかけ、希望条件(年収・勤務地・職種)が中心です。選考ではないので、答えを準備しすぎる必要はありません。所要時間は1時間から1時間半が目安です。
Q. 面談を受けたら転職しないといけませんか?
A. 義務はありません。話を聞いた結果、今は動かないという結論でも問題ありません。ただしまったく検討していないのに受けるのは、担当者の時間を使うことになるのでおすすめしません。
Q. 20代前半で経験が浅くても登録できますか?
A. できます。第二新卒エージェントneoのように、社会人経験の浅い層を主な対象にしているサービスもあります。経験が浅いことを前提に話を聞いてもらえるほうが、話が早く進みます。
Q. 何社くらい併用すべきですか?
A. 2〜3社が現実的だと思います。面談1回で1時間以上かかるため、5社受けると時間がかなり削られます。数を増やすより、性格の違うサービスを組み合わせるほうが効果的です。
Q. 地方に住んでいても使えますか?
A. サービスによります。転職AGENT Naviは東京23区・大阪都心・名古屋都心、type転職エージェントは首都圏が対象です。地方在住なら、対象エリアを先に確認してください。
Q. 担当者と合わなかったらどうすればいいですか?
A. 多くのエージェントは担当変更に対応しています。無料のサービスなので、合わなければ別のエージェントに切り替えるのも選択肢です。面談時に変更可否を確認しておくと安心です。
Q. 転職するか決まっていない段階でも相談できますか?
A. できます。POSIWILL CAREERのように、求人紹介ではなくキャリア相談を目的としたサービスもあります。方向性が定まっていないなら、そちらのほうが合います。
Q. 面談は対面とオンライン、どちらがいいですか?
A. どちらでも構いません。オンラインのほうが移動時間がないぶん、複数社を受けやすくなります。働きながら進めるなら、まずオンラインで日程を確保するほうが現実的です。
Q. 職務経歴書は完成させてから登録すべきですか?
A. その必要はありません。箇条書きのメモがあれば面談は成立します。書類は担当者と一緒に整えたほうが、通る形に仕上がります。完璧に準備しようとして動けなくなるほうが、機会損失は大きいです。
Q. 複数のエージェントから同じ求人を紹介されたらどうしますか?
A. どちらか一方からだけ応募してください。同じ企業に重複して応募すると、企業側で発覚したときに双方の心証が悪くなります。紹介された求人は記録しておき、被りが出たら担当者に伝えるのが安全です。
Q. 面談で嘘をつくとバレますか?
A. 経歴の詐称は入社後に発覚することが多く、リスクしかありません。話しにくいことこそ正直に伝えたほうが、結果的にいい紹介につながります。担当者は事情を知らないと動けません。
まとめ:聞かれる準備より、聞く準備を
転職エージェントの面談は選考ではありません。身構えて答えを準備するより、こちらから聞くことを用意しておくほうが、得られるものは大きいと思います。
特に「今は転職しないほうがいい、という選択肢もありますか」という質問は、担当者の姿勢がはっきり出ます。自分の売上より、こちらの利益を優先して話せる人かどうかが分かります。
サービス選びでは、対象年齢とエリアを先に確認してください。ここが合っていないと、登録しても紹介が来ません。
僕自身はまだ転職していませんが、自分が市場でどう見られるかを知っておくことには意味があると思っています。すぐ動かないとしても、知っていれば次の一手が変わります。よいしょっと、まずは1社から話を聞いてみてください。
※本記事は情報提供を目的としたものです。筆者は転職エージェントを利用した転職の経験はなく、各社の公開情報と、サービスを見極める観点から執筆しています。各社の対象年齢・対象エリア・サービス内容・料金は変更されることがあり、転職の成否には個人差があります。最新情報は各公式サイトでご確認のうえ、最終的な判断はご自身の責任で行ってください(免責)。
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