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「エックスサーバーは速いと聞いていたのに、実際は遅いらしい」。契約直前にこういう口コミを見つけると、手が止まりますよね。僕も同じ立場ならもう一度調べ直すと思います。
結論から言うと、サーバーそのものより「設定」と「サイトの中身」が原因のことが圧倒的に多いです。この記事では、このブログ(yoisyosensei.com)が実際にエックスサーバーで動いているので、その実測値をそのまま公開します。そのうえで、遅くなる原因の切り分け方と、自分で直せる対処法をまとめます。
⏱ 結論
- このブログの実測は TTFB 約0.1秒。少なくとも僕の環境では遅さを感じていません
- 「遅い」の正体はPHPのバージョン・プラグイン・画像の3つがほとんど。サーバーを変える前にここを疑う
- それでも遅いなら原因を切り分けてから動く。乗り換えは最後の手段です
この記事の数値は2026年8月10日に、僕の手元の環境からコマンドラインで5回計測したものです。回線・時間帯・地域・同居サーバーの状況で結果は変わりますし、あなたの環境で同じ数字が出る保証はありません。「1サイトの実測例」として読んでください。料金や仕様も変更されることがあるため、最新は公式サイトでご確認ください。
そもそも「サイトが遅い」の原因はサーバーとは限らない
表示が遅いとき、犯人になりうる場所は大きく3つあります。ここを分けずに「サーバーが悪い」と決めつけると、乗り換えても何も変わりません。
| 場所 | 具体例 | 自分で直せるか |
|---|---|---|
| ① サーバー側 | サーバーの処理能力、同居サイトの影響、障害 | 直せない(乗り換え検討) |
| ② 設定側 | PHPのバージョンが古い、キャッシュ機能をオフのまま | 直せる(管理画面で数分) |
| ③ サイトの中身 | 重い画像、プラグインの入れすぎ、重いテーマ | 直せる(自分の運用次第) |
ネット上で「エックスサーバーが遅い」と書かれているケースを読んでいくと、実際には②と③の話をしていることがかなりあります。特にPHPのバージョンが古いまま放置されているパターンは典型で、これはサーバーの性能とは関係ありません。
逆に言えば、②と③を潰してもまだ遅いなら、そこで初めて①を疑えばいいということです。順番を守るだけで、無駄な引っ越しをしなくて済みます。
【実測】このブログのTTFBを5回測ってみた
ここがこの記事でいちばん出したかった部分です。あなたがいま読んでいるこのブログ(yoisyosensei.com)は、エックスサーバーで動いています。なので、他人の口コミではなく実際の数字を出せます。
測ったのはTTFB(Time To First Byte)です。リクエストを送ってから最初の1バイトが返ってくるまでの時間で、サーバーの応答の速さがいちばん素直に出る指標です。画像の重さやJavaScriptの影響を受けにくいので、「サーバーが遅いのか」を見るにはこれがいちばん適しています。
| 回数 | TTFB | 読み込み完了まで |
|---|---|---|
| 1回目 | 0.147秒 | 0.190秒 |
| 2回目 | 0.082秒 | 0.118秒 |
| 3回目 | 0.197秒 | 0.265秒 |
| 4回目 | 0.096秒 | 0.134秒 |
| 5回目 | 0.077秒 | 0.113秒 |
※2026年8月10日、手元の環境からコマンドラインで計測(トップページ・約154KB)。回線や時間帯で変動します。
5回のTTFBは0.077〜0.197秒、中央値でおよそ0.10秒でした。バラつきはありますが、いちばん遅い回でも0.2秒に収まっています。Googleのweb.devではTTFB 0.8秒以下を「良好(Good)」としているので、それと比べるとかなり余裕がある水準です(0.8〜1.8秒は要改善、1.8秒超は不良とされています)。
記事ページ(画像やCTAが入って重くなる側)でも測りましたが、TTFBは0.076〜0.141秒で、トップとほぼ同じでした。ページの中身が増えてもサーバーの応答自体は変わっていないということです。
ここで一つ補足しておくと、TTFBが速いことと「ページの表示が速い」ことは同じではありません。TTFBはあくまでサーバーが最初の返事をするまでの時間で、そのあとに画像やスクリプトの読み込みが続きます。つまりTTFBが0.1秒でも、重い画像を10枚並べれば表示は遅くなります。
この切り分けが大事なのは、TTFBが速いのに遅いと感じるなら、原因は確実にサーバーの外側にあると言い切れるからです。逆にTTFBそのものが1秒近くかかっているなら、サーバーか、サーバー上で動いているプログラム(プラグインなど)を疑う番になります。闇雲に高速化設定を触る前に、まずここを測って場所を特定してください。
もちろんこれは1サイトの例にすぎません。ただ、少なくとも「エックスサーバーだから遅い」という状態には、僕のサイトではなっていないとは言えます。
▶ エックスサーバーの公式サイトを見る スペックと最新の料金は公式でご確認ください
エックスサーバーが「速い」と言われる技術的な理由
実測が速かった背景として、公式が公開しているスペックも見ておきます。以下はエックスサーバーの公表内容で、僕が検証したものではない点は先に断っておきます。
- 商用グレードの高性能サーバー機器を採用し、第5世代AMD EPYC とオールNVMe構成で構築していると公表しています
- 読み込み速度は従来比で最大約64倍向上したとしています
- 国内シェアと運用サイト数の多さ(公式によると運用サイト数250万件突破)
数字そのものはメーカー公表値なので割り引いて読むべきですが、ストレージがオールNVMeであることは体感に効きます。WordPressはデータベースへの読み書きが多いので、ここが速いとページ生成が素直に速くなるからです。実測のTTFBが0.1秒前後で安定していたのは、この構成と整合します。
ただし繰り返しになりますが、スペックが良い=あなたのサイトが速い、ではありません。次の章が本題です。
それでも遅いときにまず試す5つの対処
「遅い」と感じたら、乗り換えを考える前にこの順番で潰してください。上から順に、効果が大きく手間が小さい順です。
1. PHPのバージョンを最新にする(最優先)
いちばん多い原因がこれです。PHPは新しいバージョンほど処理が速くなっており、古いまま放置していると同じサーバーでも明確に遅くなります。エックスサーバーはドメイン単位でバージョンを変更でき、管理画面から数分で終わります。長く運用しているサイトほど確認する価値があります。
2. サーバー側の高速化設定がオンか確認する
エックスサーバーには管理画面から切り替えられる高速化の設定があります。デフォルトのまま使っていて、実は使える機能をオフにしていたというケースは珍しくありません。専門知識は不要で、チェックを入れるだけです。
3. プラグインを棚卸しする
WordPressの遅さで多いのがプラグインの入れすぎです。「入れたけど使っていない」ものを消すだけでも変わります。一つずつ停止して表示速度を測ると、犯人が特定できます。特にセキュリティ系・SEO系・ページビルダー系は重くなりがちです。
4. 画像を圧縮する
TTFBが速くても、画像が重ければ体感は遅いです。スマホで撮った写真をそのまま上げると1枚数MBになります。アイキャッチだけでも圧縮して、WebPなどの軽い形式にすると効果が出ます。これはサーバーではなく運用の問題です。
5. テーマを疑う
多機能なテーマほど読み込むファイルが増えます。ここまで試して改善しないなら、テーマを軽いものに変えるか、使っていない機能をオフにできないか確認してください。
一度に複数を変えると、何が効いたのか分からなくなります。1つ変える→測る→記録するを繰り返してください。測定はPageSpeed Insightsなどの無料ツールで十分です。
料金:2年目以降にいくらかかるのか
速度と並んで気になるのが費用だと思います。ここで注意したいのは、多くの紹介記事が「初回の割引価格」だけを書いていることです。
レンタルサーバーは契約期間が長いほど月額が安くなる料金体系が一般的で、短期契約だと月あたりの単価は上がります。さらにキャンペーン価格は初回契約分にだけ適用されることが多く、更新時は通常価格に戻ります。つまり「月額◯円」という数字を見るときは、それが初回だけの価格なのか、更新後も続く価格なのかを必ず確認してください。
具体的な金額はキャンペーンやプランで頻繁に変わるため、本記事ではあえて断定しません。公式の料金ページで「初回」と「更新時」の両方を見るのが確実です。ドメインの無料特典が付く条件も、同時申し込みが前提になっていることが多いので、あわせて確認しておくと後悔がありません。
費用の考え方について、僕の基準も書いておきます。僕は固定費を下げることが家計でもサイト運営でもいちばん効くと思っていて、実際に住む家も相場より月3万円ほど安いところを選んでいます。ただ、サーバー代に関しては削る対象にしていません。サイトが落ちたり遅かったりすると、それまで書いた記事の価値がまとめて下がるからです。ここは削るところではない、というのが僕の判断です。
向いている人・向いていない人
速度だけで決める話でもないので、正直なところを書きます。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| サーバーで消耗せず記事に集中したい | とにかく最安を求めている |
| 情報が多いほうが安心(利用者が多く解決策を探しやすい) | まず無料で試したい(無料プランはない) |
| 長く運用する前提で、途中の引っ越しを避けたい | サーバー設定を自分で細かくいじりたい上級者 |
特に1行目の「最安を求めている人」には、正直に向いていないと言っておきます。エックスサーバーは最安帯のサービスではありません。月額を数百円下げることが最優先なら、他にもっと安い選択肢があります。
逆に言うと、「サーバーのことで悩む時間をなくしたい人」に向いているサービスです。利用者が多いので、困ったときに検索すれば同じ問題に当たった人の記事が出てきます。地味ですが、これは初心者にとってかなり大きい要素です。
【実体験】僕がサーバーを乗り換えていない理由
正直に書くと、僕はエックスサーバーで大きなトラブルに当たったことがありません。だから乗り換えを検討したこともなく、その意味では「比較して選び直した経験」は語れません。そこは差し引いて読んでください。
ただ、サーバー選びについて一つ言えることがあります。僕はこのブログの前に別のサイトも運営していて、初めて収益が出るまでに3ヶ月ほど、毎日記事を書き続けました。そのとき痛感したのは、成果を決めていたのはサーバーではなく、記事を出し続けられたかどうかだったということです。
副業がうまくいかない人の共通点は、能力ではなく継続できないことだと僕は思っています。だからサーバーに求める条件も、突き詰めると「継続の邪魔をしないこと」の一点です。表示が遅くて気になる、落ちて対応に追われる、管理画面が分からず時間を溶かす。こういうものが一つでもあると、書く時間が削られます。
その観点で見たとき、実測でTTFB0.1秒前後が出ていて、困ったときの情報も多い今の環境を、わざわざ変える理由が見当たらないので、そのまま使い続けています。逆に、いま使っているサーバーで不満がないなら、変える必要はありません。この記事は乗り換えを勧めるためのものではありません。
よくある質問(FAQ)
Q. 結局、エックスサーバーは遅いんですか?
A. 僕のサイトの実測ではTTFB0.1秒前後で、遅いとは感じていません。ただし体感は回線・地域・サイトの中身で変わります。「遅い」と感じているなら、まずPHPのバージョンとプラグインを確認してください。
Q. PHPのバージョンはどこで変えられますか?
A. サーバーの管理画面からドメイン単位で変更できます。変更前にバックアップを取り、変更後は必ずサイトの表示と管理画面の動作を確認してください。古いプラグインが新しいPHPで動かないことがあります。
Q. 速度はどうやって測ればいいですか?
A. PageSpeed Insightsなどの無料ツールで十分です。大事なのは1回だけで判断しないこと。時間帯を変えて数回測り、平均で見てください。1回の結果はたまたま重かっただけの可能性があります。
Q. 同じサーバーに他の人のサイトも入っているんですよね?
A. 共用サーバーなのでその通りです。理屈のうえでは他サイトの影響を受けえます。それが気になるレベルなら、専用の環境(VPSや専用サーバー)を検討する段階です。ただ個人ブログでそこまで必要になるケースは多くありません。
Q. 無料お試しはありますか?
A. 試用期間が用意されていますが、条件は変わることがあるので公式でご確認ください。なお試用期間中に料金の支払いが確認できないと契約が進まない点にも注意してください。
Q. 途中で他のサーバーに乗り換えられますか?
A. 可能です。ただしドメインの設定変更やデータ移行が発生するので手間はかかります。だからこそ最初の選択で「長く使えるか」を見ておくと後がラクです。
Q. WordPress以外でも使えますか?
A. 使えますが、個人ブログ用途ならWordPressで使うのが一般的です。この記事もWordPressで運用している前提で書いています。
Q. サイトが落ちたことはありますか?
A. 運用している範囲では、目立った停止に遭遇したことはありません。ただ計画メンテナンスは実施されるので、告知は見ておくのが安全です。
まとめ:遅さの原因を切り分けてから動く
「エックスサーバーは遅い」という言葉を見かけたら、それがサーバーの話なのか、設定やサイトの中身の話なのかを分けて考えてください。実際には後者であることが多く、その場合はサーバーを変えても解決しません。
このブログの実測はTTFB0.1秒前後でした。1サイトの例にすぎませんが、少なくとも「エックスサーバーだから遅い」という状態にはなっていません。もし今あなたのサイトが遅いなら、まずPHPのバージョンから確認してみてください。それだけで解決することが、本当によくあります。
そして、これからブログを始める人へ。サーバー選びで止まってしまう気持ちは分かりますが、成果を決めるのは書き続けられるかどうかです。悩む時間をなるべく短くして、よいしょっと書き始めてしまいましょう。
▶ エックスサーバーの公式サイトを見る 料金・キャンペーンは変動します。最新は公式でご確認ください
※本記事は情報提供を目的としたものです。掲載している測定値は2026年8月10日に筆者環境で計測した1サイトの実測例であり、すべての環境で同じ結果になることを保証するものではありません。スペック・料金・キャンペーン・試用条件は変更されることがあるため、最新は公式サイトでご確認のうえ、最終的な判断はご自身の責任で行ってください(免責)。


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