インベスターZを読んで株式投資を始めた話【高校生が投資家になったきっかけ】

高校2年生の政治経済の授業で先生が「投資に興味がある人はこれ読んで」と紹介してくれた漫画があります。三田紀房さんの『インベスターZ』です。その日の放課後に書店で全巻まとめ買いして、一気読みしました。

正直に言うと、読み終わったとき「投資の勉強をしなきゃ」ではなく「投資って面白そう」という感情が先に来ました。それが高校3年生のとき、お年玉30万円で日本株を買う行動につながり、その後のビットコイン投資・22歳での資産1,000万円達成につながる最初の一歩でした。この記事では、インベスターZから学んだこと・私の投資観に与えた影響を語ります。

目次

インベスターZとはどんな漫画か

主人公は名門中学に特待生として入学した財前孝史。入学早々、学校の秘密組織「投資部」に勧誘されます。この投資部は学校の財政を支えるために代々受け継がれてきた組織で、部員は年間利回り8%以上を達成する義務があります。主人公たちがさまざまな投資(株・不動産・FX・ビジネス投資など)を通じて学んでいくのが物語の流れです。

全21巻(ビッグコミックスピリッツ掲載)で、投資の基本概念から市場心理・行動経済学的な考え方まで、エンタメとして面白く学べる構成になっています。「漫画で投資を学ぶ」という入り口としては、今でも最高の一冊だと思っています。

この漫画で初めて理解できた3つの概念

① 「時間=お金」という感覚

インベスターZで繰り返し登場するのが複利の概念です。「若いうちに投資を始めることで、同じ元手でも将来の資産額が何倍にも変わる」というシーンが印象的でした。高校生だった私がリアルに「今すぐやらなきゃ」と感じたのはこの概念のおかげです。当時は「高校生なのに投資?」という感覚もありましたが、漫画を読んで「時間が一番の武器なら今が最適なタイミング」という考えに変わりました。

② 「投資=ギャンブルではない」という認識

日本の家庭では「投資は怪しいもの」という空気がまだ強い。私の家でもそういう雰囲気はありました。でも漫画の中で「投資はリスクを管理して長期的に資産を増やす行為であり、ギャンブルとは本質的に別物」という考え方が繰り返し語られます。その整理を受けて「投資は正しく学んでやれば怖くない」という認識に変わりました。

③ 「自分のお金に責任を持つ」という思想

漫画の中に「自分のお金を人に任せるな。自分で考えて決めろ」という趣旨のメッセージが何度も登場します。銀行に預けっぱなしにすることや、他人の言いなりに投資することへの問題提起です。「お金の管理は自分でやる」という主体性の意識は、このときに植え付けられたと思っています。

読んだ直後に私がやったこと

インベスターZを読み終えてから、行動に移るまで2ヶ月もかかりませんでした。高校3年生の春、貯めていたお年玉の30万円で証券口座を開いて日本株を買いました。最初は株主優待目的の安定系銘柄から入りましたが、それだけでも「企業の決算が出るたびにニュースを確認する」「株価の上下に一喜一憂する」という感覚が生まれて、投資が面白くなっていきました。

同時期にジュニアNISAも活用し始めました。これは親と相談しながらで、「学校の先生に勧められた漫画を読んで、自分でやってみたい」という話をしたら意外とすんなりOKが出た記憶があります。漫画という入り口が、親への説明ツールとしても機能した側面もありました。

インベスターZが教えてくれなかったこと

インベスターZは投資入門として素晴らしい漫画ですが、実際に投資を始めてから「これは教えてくれなかった」と気づいたことがいくつかあります。正直に書いておきます。

一つ目は「暴落時の心理」です。漫画の中で暴落シーンは何度か出てきますが、「実際にお金が溶けていくときの感情」は体験しないと本当にはわかりません。2024年8月のブラックマンデーで71万円の損失を出したとき、「知識」と「感情」は全く別物だと痛感しました。

二つ目は「入金力の重要さ」です。漫画は投資の「運用」部分に焦点を当てていますが、実際には「どれだけ入金できるか」が資産形成のスピードを最も左右します。私が22歳で1,000万円を達成できた最大の要因は投資の巧拙より「副業で稼いだお金を投資に回し続けた」こと。入金力を高めるために副業を始めるという発想は、漫画からは得られなかったものです。

高校生・大学生に投資を勧める理由

「若いうちから投資をするべきか」という問いに、私の答えは明確にYesです。別に大きなお金でなくていい。月1,000円でも、お年玉の一部でもいい。「自分のお金が増えたり減ったりする経験」を早いうちにすることで、お金に対する感覚が研ぎ澄まされます。

私が高校3年から投資を始めて最も良かったと思うことは、「社会人になる前にお金の増減に慣れていたこと」です。社会人になってからいきなり何十万円を動かすより、少額で感覚を養っておいた方が、大きな判断を迫られるときに冷静でいられます。

インベスターZは、その入口として今でも最高の一冊だと思っています。漫画という形式が「投資への心理的ハードル」を大幅に下げてくれます。難しい金融の教科書より、物語の中でキャラクターと一緒に投資を学ぶ体験の方が、行動につながりやすい。

今の私が高校時代の自分に言うとしたら

一つだけ変えるとしたら、「もっと早くインデックス積立を始めろ」です。日本株の個別銘柄を調べていた時間をS&P500の積立に使っていたら、複利の効果がさらに大きかったと思います。ただ、個別株を調べる経験があったからこそ「企業を見る目」が育ったという面もあります。遠回りも悪くなかった。

もう一つ言うとしたら「副業を早く始めろ」です。入金力こそが資産形成の加速装置だと気づいたのが社会人になってからでした。もし大学2〜3年のうちに副業を始めていたら、資産1,000万円の達成はもっと早かったと思います。

インベスターZは私にとって「お金との向き合い方」を変えてくれた一冊です。漫画という入り口がなければ、今の自分はなかったと思います。まだ読んでいない人には、ぜひ一度手に取ってみてほしいです。

よいしょ先生より

政治経済の先生がこの漫画を紹介してくれなかったら、今の私はなかったかもしれない。「たった一冊の本が人生を変える」という言葉を体感した経験です。今あなたが読んでいるこのブログが、誰かのインベスターZになれたら嬉しいです💪

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この記事を書いた人

よいしょ!! 23歳、会社員マーケター・投資家。簿記2級、FP2級、ビジネス会計検定2級保有。
高校時代の政治経済の授業をきっかけに投資を始め、22歳で総資産1,000万円を達成。株式・仮想通貨・金など複数アセットに分散投資しながら、資産を着実に拡大中。
本業と副業(Webマーケ支援・AIコンテンツ制作)でChatGPT・Claude・GeminiなどのAIを毎日使い倒し、その実体験をもとに記事を書いています。暴落で71万円の含み損を抱えた話まで、失敗も隠さず正直に発信するのがポリシーです。

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